太陽電池パネルのセルの製造工程の1つであるシリコン多結晶製造工程で当社の黒鉛は活躍しています。
セルのもととなるシリコンインゴットを製造する際、溶解温度は約1500℃と極めて高い温度になりますが、耐熱性に優れた等方性黒鉛は角るつぼ、ヒーター、断熱材カバー等キャスト炉内部品として多く採用されています。
また、インゴットサイズは生産効率向上とコストダウンを目的に大型化が進められております。
この大型化に対応するため、等方性黒鉛材とC/Cコンポジット材を用いた炉の軽量化、またライフアップのため、当社の解析技術により最適形状の提案も行っております。