Feature
カーボンブラシの特長
カーボンブラシは、摺動接触により、静止部と回転部の間に電流を流す重要な役割を果たしています。 ブラシの性能が、回転機の性能を大きく左右することになるのでブラシの選択はとても重要になります。
東洋炭素グループでは、永年の研究による卓越した技術と厳正な品質管理により、さまざまな顧客ニーズ、各種用途に応じたカーボンブラシを開発・製造しています。 環境にも配慮し、各方面からご好評をいただいています。
- 自己潤滑性、耐摩耗性に優れています
- カーボンは、層状結晶構造により、自己潤滑性があり、摩耗係数が小さい性質をもちます。そのため、耐摩耗性に優れ、特にカーボンブラシで必要な通電下での摩耗が小さいという特長があります。
- 電気伝導性に優れています
- 電気伝導性があり、さらに用途に応じて使用原料、製造工程を選択することによって、最適な電気抵抗特性を安定して得ることができます。
- 耐熱性に優れています
- 線熱膨張率が小さく高温でも変形、変質がほとんどありません。また、運転時の火花によって軟化、溶融することがなく、相手金属と凝着しません。
鋼面との動摩擦係数(大気中室温)
線熱膨張率(10-6/K)
かさ密度(g/cm3)